2021年においてビットコインは
エルサルバドルの法定通貨に選ばれるなど
脚光をあびていますが
実は、
ビットコインには通貨としての致命的な欠陥がある
と言われているのをしっていますか?
この記事を読むことで
なぜビットコインには通貨としての致命的な欠陥なのか?
ビットコインは今後どのように生き残るのか?
についてわかるようになりますので
最後までお付き合いください
それでは行きましょう
事前準備 通貨の3大要素について
ビットコインの欠陥を語る、その前に
まずは、一般的な法定通貨に必要な
3要素についておさらいしておきましょう
通貨の3要素
「価値の交換手段」
お金と欲しい物を交換できる
例 物々交換でなく、お金を通じて、ほしいものと交換ができる
「価値の尺度」
モノの価値を「金額」として評価することができる
例 りんごは100円 車は200万円 と財やサービスに金額という尺度で評価ができる
「価値の保存」
時間が経過することで腐ったり、価値がなくなったりしない
例 1,000円札がボロボロでも1,000円の価値がある りんごは腐ると価値がなくなる
以上の
「価値の交換手段」「価値の尺度」「価値の保存」
の3つが通貨として必要な要素になります
なぜビットコインには通貨としての致命的な欠陥なのか?
それでは
ビットコインを先ほど説明した3つの要素から見てみましょう
「価値の交換手段」
ビットコインでの決済ができるサービス、お店が増えてきており
ビットコインで買い物ができている点から
問題はありません
「価値の尺度」
りんごは0.00001BTC
車は0.4BTC
とそれぞれ支払った際に価値を示すことができるので
これまた問題ありません
「価値の保存」
まずはビットコインの価格推移を見てみましょう
2015年では1BTCあたり2万円だった価値が
2021年では1BTCあたり300万円~600万円と推移しています
あまりにもボラティリティ(価格の変動)が大きすぎですね
例えば
今年買えていた車が
来年には2台分買えたり、
もしくは倍のBTCを払わないといけない可能性が出てきます。
そのため ビットコイン はこの「価値の保存」 の要素に対して
法定通貨としての問題があると言われています。
ビットコインの未来と役割とは?
世間では今後ビットコインの価格は安定する
といった意見もありますが
個人的には価格の安定は難しいと思っています
なぜなら
ビットコインには発行数2100万枚が決められており
世界の法定通貨のように
お金を刷って供給量を増やすことができないからです
これはビットコインがダメだと言うわけではなく
金や銀が一般市場で価値があるように、
ビットコインにも
数が限られていて それが ネットワーク上に存在できる
という価値があります
そのためビットコインは今後も投資商品として素晴らしいものになっていくと思われます
法定通貨としての可能性はビットコインではなく
法定通貨と連動したステーブルコイン(ステーブルコインについての説明はこちらから)や
その他の仮想通貨がより発展し解決されていくだろうと言われています
まとめ
ビットコインは発行上限があるので
「価値の保存」 の点において
通貨としてはふさわしくない
しかしながら、
投資商品としては非常に可能性を秘めた素晴らしいものである
以上になります。
それではまた^_^
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