USDTテザーは危ない!危ないぞ! その理由について

仮想通貨

仮想通貨市場において一番使われているステーブルコイン

「USDT」

こやつが 仮想通貨市場をさらなる暴落へ突き落とす

「テザーショック」

を引き起こす可能性があるというお話です。

  

本記事では

なぜUSDTが危険なのかその理由について解説していきます

最後にはその対策と、

どうなればUSDTは安全と言えるのか

 

についても書いています。

良ければ最後まで見ていってください

 

それでは行きましょう

 

USDTが危ない理由

 

  • そもそもUSDTとは

USDTとは、アメリカのTether社が2015年2月から発行しているステーブルコイン(米ドルとペッグした暗号通貨)です。

2022年6月時点で約66Billionドル(約9兆9,000億円)の時価総額があります。

担保がやばい!現金比率は○%しかない

 

 

そんなドルペッグされたUSDTですが担保の中身を見てみると

 

約76%:現金及び現金同等物、その他短期預金、コマーシャルペーパー
約13%:有担保貸付
約10%:社債、ファンド、貴金属
約1 %:その他の投資(仮想通貨含む)

 

となっています。

 

なるほど、

現金とかが70%以上あるしまぁ、安心じゃね??

と思ってしまいますよね

 

  • 現金及び現金同等物、その他短期預金、コマーシャルペーパーの中身

全体を大きく占める現金及び現金同等物、その他短期預金、コマーシャルペーパーこの中身を更に詳しく見ましょう

 

約65%:コマーシャルペーパー
約24%:受託者向け預金
約4%:現金
約6%:その他

 

おいおいおいおい、

現金4%しかないの?? 全体の比率やと3%未満ですよ。。。。ヤバない??

 

さらに

多くを占めるコマーシャルペーパーについての中身も

詳細には公開されていません

 

ちょっと本気で心配になるレベルですね・・・

 

監査法人が怪しい

 

ここまでのメジャーで規模感のあるコインに対して

きっちり担保性を証明するのであれば

世界4大監査法人である以下監査法人に頼むのが一般的です

・デロイト トウシュ トーマツ (Deloitte Touche Tohmatsu) –

略称:DTT, Deloitte. 本部:ニューヨーク、ロンドン

 


・アーンスト&ヤング (Ernst & Young) –

略称:EY 本部:ロンドン

   


・KPMG (KPMG) – 本部:アムステルダム

 


・プライスウォーターハウスクーパース (PricewaterhouseCoopers)

略称:PwC 本部:ロンドン

   

しかし、

残念ながらこれらの監査会社には依頼をしておりません

   

なんなら良い報告が出ず監査法人を変えているとのニュースも目にします・・・

取引銀行を開示しない

テザー社は、銀行取引の詳細を完全に開示することを拒んでおり

   

「世界中の7、8行以上の銀行と強力な取引関係を維持している」

   

 

と発表があるものの

具体的な銀行名を開示せず、取引先も頻繁に変更しているようです。

   

なぜ開示しないのかが不思議ですよね。。。

テザーショックの引き金はアメリカ株の暴落!?

これらの情報から読み解けるヤバーい事態それは

 

テザー社の保有しているコマーシャルペーパーが焦げ付くことです

   

現時点のアメリカはリセッション入する可能性が高いと言われており

中身が不透明なコマーシャル・ペーパーが焦げ付けば

現金化はできず、ドルペッグが外れ

あれよあれよと価値がなくなり

 

「テザーショック」

と呼ばれることになるでしょう

   

テザーショックが起きるとどうなるのか?

   

ほぼ間違いなくBTCからETH、その他アルトコインすべての価格が半端なく下落すると思われます

テラショックの比較にならないほどの大惨事になるでしょう

なぜならテザーの時価総額が6兆円と大きすぎます

   

また様々なプロジェクトのステーブルコインとしてUSDTが使われているため

連鎖的に問題が発生し

仮想通貨市場最大最悪の事件となるでしょう

すぐにできる対策

これらのリスクに対して我々ができること

それはステーブルコインはUSDCで保有する

もしくは現金に戻してしまうことです

どうなればUSDTは安全といえるのか

監査法人トップ4のどこかで監査をし良い監査報告がでる

具体的には担保の現金比率が高くなること

コマーシャル・ペーパーの中身も公開

取引銀行も公開されてこれば徐々に安心感は上がってくるでしょう

以上

それではまた!

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